第38話「愛し合ってるのに」①(愛しているなら)✅

【お寺】
祖母と ドンフィが 話しをする。
ドンフィは 「僕のせいで イヤな思いをさせてしまって…」と 素直に詫びる。
そして 祖母を思いやり 「元気に長生きして 楽な気持ちでお祈りして下さい。」と 優しい言葉をかけた。
祖母は ドンフィの今の心境を聞いて 「お前の願いが叶う前兆… ヨンヒと寄りを戻すことだ。」と ドンフィに優しく言った。

ドンフィは 今の状況からは その事は 叶わないように思ったので 苦しい表情をした。 
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【ヨンヒ】
ヨンヒは 母から電話で 病院に行こうと誘われる。
診察を受け 妊娠10週目であると 言われる。
ヨンヒが 結婚したのは 10週間前だから 父親はドンフィと言うことになる。
二人は 嬉しくて 顔をほころばせた。
心のわだかまりが解けた瞬間だった。
しかし ヨンヒは ドンフィに 会いに行かないと言う。

なぜ? 父親はドンフィだと判明したんだし わだかまりは無くなったのではないの?
殴打事件の事が 引っかかるの?
人を傷つけ 人生をダメにしてしまった負い目を ドンフィにまで 追わせたくないって事?
ヨンヒは 子供を理由にドンフィを縛らないで…と言うが どうしてそう言うことになるの?
ドンフィが いつ そんなことを言ったの?
父親のない子供にすることの方が とんでもなくいけないことだと思うけど…
ヨンヒ… 変よ!
「彼を苦しめたくない! 私も悪夢を終わらせたい!」って ヨンヒのその考えが ドンフィを苦しめているのが わからないの?
バカよ…


【ガンホ】
転院して 検査を受けるが あまり良い状態ではない様だ。
血腫の炎症による 多発性硬化症(髄鞘の損傷によるマヒの症状)の可能性があるという診断だった。
症状としては 全身の筋力が落ちてしまい 視力も落ちてしまう。
悪化と緩和を繰り返す場合が多く 少しずつ回復することもあるが 治療が困難になることもある。
ヨンヒ父は 予期せぬ診断に 目を伏せ 大きなため息をついた。

ヨンヒ母が ガンホの病院に来たところ ヨンヒ父とヒョクチュンに会う。
ヒョクチュンは ガンホには何の罪もないのにこんな風になってしまって…と言うが ヒョクチュンだけが知らない事実があるので ヨンヒ母は 強気だ。
そうよ… ガンホにも 罪はあるのだ! だからといって 殴打されてこのようなことになってもイイというわけではないが 一方的にヨンヒだけが罰を受けるのは 片手落ちだ。


ヨンヒ母は ガンホに会う。
「こうなったのは 私のせいだ。体が動かなくて不安だろうけれど お互いに許し合わないと… 娘も 貴方のために苦しんだ。自殺をはかって 精神科の治療も受けた。愛する人とも別れて 死ぬほどの苦痛を受けた。今は 誰の責任かを追及する時ではない。娘も私も 悔い改めた。あなたも 悔い改めて 神様に祈れば きっと治る。あなたが立ち上がれば 皆が救われる。」
と ヨンヒ母は ガンホに言うが 今のガンホは その話しを冷静に聞ける精神状態ではない。

【ヨンヒ宅】
ヨンヒはつわりで苦しんでいた。
そんな時 ドンフィの母が 来訪した。
ヨンヒは 先日の 突然の離婚の発言を詫びた。
ドンフィ母は ヨンヒの流産後の体を心配した。
「私と一緒にかえりましょう。折れた振りをして 何も考えないで…
 子供なら また出来るわ。」
と ドンフィ母は 言うのだが ヨンヒは もう戻れないニュアンスの返事をする。
「どんなに 考えても 理解出来ない。流産が原因でケンカしたの?
 それとも ドンフィが浮気でも?ドンフィの思いやりが足りないの?
 どうして? 同居がつらくて別れたいの?
 おばあさんも 悲しんで お寺に行って 1週間も戻らない。
 本当に戻らないの? ここまでするの?
 姑が頼んでも 意地を張るの?
 最初から 一緒にならなければいいのに 
 今になって あの子の人生を台なしにするの?
 やっと 結婚したのに?
 死ぬほど愛し合っていたのに これが 必死に愛し合った結果なの?
 どうせ 別れるのに わざわざ親を悲しませるなんて!
 最後まで 反対しなかった自分が恨めしい。
 何としても 止めるべきだったのに。
 道を 間違えたなら 早く後戻りした方がいいわね。
 ドンフィには あなたを忘れさせるから 
 あなたも 悪い夢を見たと思って!」

姑として どうしてこうなったのか知りたくて… 出来るなら 元に戻って欲しくて 本意ではなかったけれど ヨンヒ宅を訪れたドンフィ母。
初めは 穏やかに話していたけれど 感情を押さえきれなくなって 声高になってしまった。
人生… 全てを話せないこともあるだろけれど 話してしまえば誤解も解けるのに… 
ドンフィとヨンヒのことも 思い切って話してしまえば ここまで こじれることはなかったのに… 
こんな風になっても 話せないことだったのだろうか…


ドンフィ母が帰ってから ソンヒが ヨンヒを責めた。
「どうして 流産したと嘘を言うのか。
 きちんと 事実を話して 後悔する前に戻るべき。
 一人で 子供を産んで どうするつもり?
 父親を 奪わないで!」

最後の 一言が ヨンヒの心に 響いたようだった。
そうよ! 子供から 父親を奪う権利は ヨンヒには無いはず!
ヨンヒの身勝手よ!
子供の成長過程で どれだけ 子供に負担をかけることになるのか…
わかるはずよ!
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